Interview

インタビュー

#理容科[特別対談]

CONVERSATION

社会人の第一歩を踏み出す在校生が
女性スタイリストとして活躍する卒業生に
理容師の心構えを教わります。

卒業生 山本 祐貴さん

Authentic Barber Shop Jack 勤務

2018年3月 理容科卒業

兵庫県立伊丹西高等学校 出身


在校生 大西 祥平さん

理容科 ヘアデザイン2年

東山高等学校 出身(京都府)

コンテストへの挑戦で
努力する習慣が身に付いた

山 本:

私たちが初めて会ったのは、大西くんがKOZUの店舗研修でJackに来た時だったよね。もうすぐ卒業だけど、KOZUで特に印象に残っている出来事は何ですか

大 西:

毎日のシャンプー、シェービング実習です。同じことの繰り返しでつい気を緩めてしまいがちですが、モデルを務めてくれるクラスメイトを本当のお客さまだとイメージして、毎回真剣に取り組んでいます。ご指導くださる先生方はもちろん、お互いを支え合える友人がいてくれるからこそ今の自分があるのだと再認し、いつも感謝の気持ちでいっぱいになります。

山 本:

私はコンテストへの参加が印象深いです。やる気があれば、校内だけでなく学外のコンテストにも挑戦できる環境だったでしょう。参加可能なコンテストは全て挑戦したなぁ。目標に向けてがんばっていれば、先生が熱心にご指導くださるし、その熱意に応えたいと私自身もますます努力するようになったんだ。そのおかげで基礎力が向上し、自信をもって本番に臨めたよ。

大 西:

僕は、1年次のKHFが忘れられません。日頃の成果を発揮できず落ち込んでいたところ、ずっと僕の練習を見てくださっていた先生から励ましの言葉をいただいたんです。日々の努力を認められたのが嬉しくて、やる気が増し、2年次のKHFでは優勝できました。

学ぶ姿勢と向上心が何より大切

大 西:

KOZUでコンテストを経験してきて、僕は結果より過程の方が大事だと思うようになりました。ずっと結果を出している人は、勝ち方はわかっていても、負けたときの悔しさを知らないでしょう。どちらも味わっている人の方が、強みが多い気がするんですよね。結果と過程について、先輩はどのようにお考えですか。

山 本:

実際に働いていると、結果も過程も同じくらい重要だと感じるなぁ。例えば、毎日すごく努力していてもお客さまが来てくれないのであれば、努力の過程が間違っているのかもしれない。「あんなにがんばったのに」って過程ばかりをアピールして結果を残せないとしたら、こんなに残念なことはないよね。過程も大切だけれど、私は結果にもこだわりたいと思っているよ。

大 西:

確かに結果につながらなければ、努力の意味も半減しますね。どちらも大事だと分かったので、今後は過程をどう結果に結びつけていくかも考えてみます。

山 本:

でも何より大切なのは上昇志向だよ。KOZUでの経験からもわかるよね。私は学ぶ姿勢と向上心を忘れず、より高みをめざして努力し続けられる人でありたいな。

社会に出て改めて感じる
KOZUでの学びの成果

大 西:

これから一緒に働く仲間として、先輩の職業観も知りたいです。理容師の魅力ってなんでしょう。

山 本:

お客さまとの距離が近く、直接言葉を交わせることだね。直に感謝の声をいただけるし、会話を通してお互いへの理解も深められる。さまざまな年代のお客さまから違う視点でのお話を聞いて、自分の成長につなげていけるのもありがたいよ。日々の積み重ねで長くお付き合いできるお客さまを増やし、いつか一緒に昔話ができるような関係性を築ければいいなぁ。

大 西:

なるほど。日々の接客からも学びを得られるわけですね。僕も積極的にお客さまと接し、教えていただくという姿勢で仕事に臨みたいと思います。

山 本:

接客には言葉遣いや礼儀作法が必須。お客さまに提供する技術やサービスも含め、理容師として働くようになって改めて、KOZUで学んで本当に良かったと実感しています。大西くんも学生のうちに何でも貪欲に吸収してください。将来必ず役に立つからね。

  1. HOME
  2. 学校案内
  3. インタビュー
  4. 理容科インタビュー